幅広い分野で進歩的なソリューションを開発

19 September 2017

外為市場向けに決済、プロセシング、データサービスに注力した新たな主力イノベーションを発表

新サービスは当日グロス決済サービス、データ関連サービス、取引モニタリングおよびレポーティングツールなど

世界の外為市場向けのリスク削減ならびにオペレーショナル・サービスの大手プロバイダーであるCLSグループ(CLS)は、本日、3つのビジネスラインすなわち決済、プロセシング、データの幅広いサービスポートフォリオを発売する計画を発表しました。

新サービスはCLSの戦略転換の一環であり、世界最大かつ最も流動性に富む金融市場の中心に位置するCLSの独自の存在から生み出されました。2002年の決済開始以来、CLSは決済やマルチラテラル・ネッティングに対する独自のアプローチにより外為市場を変革してきました。それによって、数多くの市場参加者が安全・確実に通貨取引を行えるようになり、事務効率化や大幅なコスト削減を実現しています。

今後の戦略の方向性の一環として、CLSは以下の新サービスを開始します。

CLSナウによる決済:

グローバル化が進む金融市場において、銀行のトレジャリー部門は即座に多額の通貨を調達する必要に迫られる機会が増えています。レポ市場のような従来からの日中流動性の調達先が縮小傾向にあるなか、安全な当日外為決済サービスに対するニーズが高まっています。

CLSナウは、バイラテラルな当日 PVPグロス決済によってこのニーズにお応えします(当初対象通貨はカナダ・ドル、スイス・フラン、ユーロ、英ポンド、米ドル)。このサービスにより、カウンターパーティーは当日入手可能な市場流動性を最適化すると同時に、決済リスクを削減することができます。

CLSトレードモニター - CLSネット機能を強化するポストトレード・モニタリング/レポーティングツール (1を参照):

常に進化し細分化した外為市場において、ポストトレード業務の効率化はすべての市場参加者にとっての最優先事項になっています。規制改革の流れを受け、トレードサイクルのあらゆる段階で透明性の確保に焦点があたっています。ポストトレード業務において確立し、標準化された総合レポーティングツールがなければ、可視性が損なわれオペレーショナル・リスクが増大します。

CLSトレードモニターのご利用により、CLS決済とCLSネット(CLS決済の対象にならない取引をサポートするためにDLTプラットフォーム上構築されたバイラテラル・ペイメントネッティング・ソリューション)に持込まれたあらゆる取引指図のマッチングステータスが、リアルタイムで総合的に一覧できます。 取引ステータスの詳細は、すべてのCLS決済サービスプロバイダーおよびカウンターパーティーを対象に一覧できます。ソリューションを組み合わせてご利用することにより、日中流動性の最適化、為替/カウンターパーティー・エクスポージャーのリアルタイムでの把握、オペレーショナル・リスクや信用リスクの削減など一連のプロセスの効率化が図れます。CLSネット、CLSトレードモニターのいずれのサービスも、当局の認可を受けたうえで、2018年前半に利用可能になる予定です。

CLSデータがご提供する優れた知見:

市場の変化を認識しこれに対応することは、円滑な外為取引にとって不可欠であり、また最良執行要件を満たす手助けとなります。そのためには、マーケットトレンドを見通すための強固な取引データが必要です。2002年の決済開始以来、弊社はCLS決済対象通貨の取引形態(スワップ、スポット、フォーワード)別の取引明細をすべて把握しています。CLSのデータは外為市場の動向に関する独自の見方を提供しており、市場参加者にさまざまな方法でご利用いただいています。

CLSのデータレポートの購読者は、ご要望に応じて日中、日次、および/あるいは終業時のスポット出来高、プライス、オーダーフローに関するレポートをご利用いただけます。

CLS日中為替スポット出来高レポートは、約定済みの33通貨ペアのスポット出来高データを1時間ごとにお知らせし、トレーディングモデルの向上、ポストトレード分析/報告のサポート、投資やリサーチのための情報収集強化を可能にします。

CLSオーダーフローデータの日次レポートは、カウンターパーティー・タイプ別(マーケットメーカー、非マーケットメーカー別)のディレクショナルな出来高、および/あるいはすべてのパーティーのネットのディレクショナルな出来高を示す累計スポットオーダーフローをご提供します。

CLSプライシング日次レポートは、改良されたVWAP(出来高加重平均価格)とTWAP(時間加重平均価格)を用いて累計スポット価格をご提供し、最良執行分析をサポートします。

CLSのデイビッド・プースCEOは次のように述べています。「本日はCLSが新たな発展段階を迎えた記念すべき日です。2002年の決済開始以来、弊社は多くの市場参加者のために膨大な金額の外為取引を決済してきました。

「しかし、我々は立ち止まるわけにいきません。規制改革、新たなテクノロジー、構造変革などを背景に、マーケット・ダイナミクスやお客様のニーズは絶え間なく変化しています。外為市場の中心に位置し、世界中の銀行やその他の金融機関と結びつき、さらには中央銀行や規制当局とも密接な協働関係にあるCLSは、市場の共通課題に対処するための標準ソリューションの構築に向けて、その経験やマーケットに関する知見を活用するユニークな機会に恵まれていると確信します 。」

CLSの戦略・営業責任者(Chief Strategy and Development Officer)であるアラン・マーカード(Alan Marquard)は次のように述べています。「CLSは外為市場において信頼されるものの責務として、効率化やリスク削減に力を注いでいます。ここでご紹介した新サービスは決済、プロセシング、データ分析の迅速化、簡易化、安全性および費用対効果の向上に役立つでしょう。」

「CLSは市場に適した最先端技術を駆使し、市場が直面する新世代の課題の解決に努めます。新たな戦略目標は今後数年間、この目的を達成する確かな道に導いてくれるでしょう」

1今後開発され、発売される新サービスはCLS決済にとって強化・補完的な役割を持ちますが、メンバー・ゲートウェイを通じた決済メンバーへの報告には何ら影響を及ぼしません。新サービスの開始には、規制当局からの承認が必要です。

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