決済コミュニティ

CLSは各国中央銀行および規制当局と密接に協働し、主要銀行、グローバル企業、金融機関と連携しています。

CLSの外為決済サービスは、決済メンバーは直接的に、サードパーティーのお客様は間接的にご利用いただけます。世界最大手の金融機関60社以上のメンバーおよび、24,000社以上のサードパーティー(銀行、ファンド、銀行以外の金融機関、多国籍企業など)がCLSのサービスを利用しています。

現在、1営業日当たりの決済額は平均5兆ドルに達し、外為市場においてCLSは金融システム上重要な位置を占めています。CLSの強固なネットワークは、実績に裏打ちされた優れたサービスをベースにしています。いかなる過ちも看過しないCLSの姿勢は、お客様にも認知されています。市場の発展に歩調を合わせ、CLSは常に革新と拡大を続けています。新しい市場参加者に対して、卓越した決済ソリューションを提供しているのです。

決済メンバー(直接参加者)

決済メンバーはCLS決済の直接参加者で、株主決済メンバー、非株主決済メンバー、アフィリエイトセトルメントメンバーという形態があります。株主である決済メンバーはCLSの親会社(CLS Group Holdings AG)の株主になることが求められます。決済メンバーは自身の外為取引だけでなく、その顧客(サードパーティー)の取引に関しても決済指図を持込むことができます。

サードパーティー(間接的参加者)

サードパーティーとはCLSを通じて外為取引の決済を希望する、決済メンバーの顧客を指します。サードパーティーには銀行、銀行以外の金融機関、多国籍企業、ファンドが含まれます。サードパーティーはCLSに直接アクセスすることができないため、代わって決済メンバーがすべての決済指図持込みと決済資金授受を行います。

サードパーティーへのサービス提供

決済メンバーが顧客であるサードパーティーにCLS決済を提供することで、顧客もCLSを利用できます。サードパーティー・サービス・プロバイダーは顧客に代わってすべての決済指図持込みと決済資金の授受を行います。サービス・プロバイダーが持込んだ顧客取引の決済は、自身がCLSに保有している口座を通じて行われることから、サービス・プロバイダーには顧客の決済指図処理および決済資金の授受についての法的義務が課せられています。

各国中央銀行

CLS決済の対象通貨について、CLSは当該国中央銀行の即時グロス決済システムとリンクし、当該中央銀行口座を通じて資金の受け払いを行います。

株主

世界の主要金融機関の多くがCLSの株主になっています。各株主およびその関係グループは、CLS Group Holdings AGのガバナンスにおいて平等な議決権を持っています。

ノストロ銀行

決済メンバーはセルフクリアラーとして自行決済するか(中央銀行に口座を保有)、または特定通貨についてノストロ・エージェントを使ってCLSとの間で受け払いすることもできます。決済メンバーとノストロ銀行との関係は、決済メンバーとCLSとの関係からは独立しています。

流動性供給銀行

流動性供給銀行は、特定の状況下で特定の通貨の流動性をCLSに供給することをコミットしている銀行を指します(多くは決済メンバーですが、決済メンバーであることは要件ではありません)。決済メンバーが特定の通貨のペイインができず、また他の非常時対応措置が取られた後に、CLSは流動性供給銀行に対して 流動性供給を求めることがあります。